ファイル ＃１　曲名：sixty years on (60才のとき）　
作詞：バーニー・トーピン　作曲：エルトン・ジョン
レフュージ (ヘヴン・アンド・アース) に収録

エルトン先生の傑作２ndアルバムに収録されている、ファンなら誰もが知ってる名曲​​‼ここでのエルトン先生、 “僕は60年先まで生きたくないヨ～”って、華麗で仰々しいオーケストラをバックに悲痛な叫び声で歌ってはります。まァ誰にとっても年を取るのはつらいことやさかいな。仕方おまへん。で、このエルトン先生の思いにレスポンスしたのが、ジョー・D・アンドリュースとパット・ゲッフェルからなる女性ヴォーカル・デュオのレフュージです。

控えめで、いなたいヴァイオリンの音色とともに、彼女たちが優しくなだめてくらはります。“大丈夫よ　貴方自身が変わらずにいたなら　それでいいの…”ってネ❣ ほんに聞いてると雲に乗っかってフアフワ～って、不条理だらけのこの世界から完全に逃避できまっせ。寝ながら聞けば、そのまま違う世界に旅立てませう。ほなさいなら👋

後補足で、超有名グループBEATLESの御大ポール・マッカートニー大先生も『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で、よく似たテーマをボードヴィル調で淡々と歌ってはります。さすが御大! 悲壮感は微塵もありませんな。ただ、最後のワンフレーズだけが少し投げやりに聞こえます。やはり一抹の不安があるのかも…(・・?

9月吉日